早(くろべえ) & ちゃちゃ 1998.9.と子馬の教育

誕生(1998.5)くろべえと母-放牧-生後3ヶ月(1998.8.25 )くろべえ調教99.6.20乗り運動-母の後ろにつけた-(99.12)
眠いクロベエ&チャチャ
眠くて気合の入らない子馬ランド 1998.9のクロベエ9.6のチャチャ

人間とうまくやっていけるルールをおしえていくことが大切です。悪い時はすかさずきちんとしかり、良い子の時はほめてやる、それで充分。でも、むづかしいです。かわいらしいので、まあこのくらいはいいか、と見過ごしてしまう。じきに大きくなるので、同等の友だちと思われてしまうと相撲をしかけてきたりして大変危険な目にあったりします。これは馬のせいではない。
母馬を観察していると実に根気よくしかったり、かまってやったりしています。一緒に放牧されている馬たちも度を超した悪ふざけにはきちんと対応している。馬はパワーがありますから、人間が、こら!と言って、ぴしっと叩くなんてもんじゃありません。
パドックの前を通ったら、いそがしくても声をかけてさわってあげる。甘噛みでも痛かったらきちんと、こら!と言って、ぴちっとぶっておく。根気よくつきあっていればいい馬になります。血統的にどうしようもない馬もいますが・・・ ともかく、話しかけ、さわってあげるということは、重要です。
馬同士の教育はたいへん大切で、人工保育の馬はむづかしい。母馬は6ヶ月もの間、一日24時間、子馬とつきあっていろいろ馬世界のルールを子馬に伝えています。
母馬でも何をされてもしからない馬もいて、こんな母の場合はヒトが意識的に子馬の教育をしないと危ない馬になってしまう。ということは、肉屋さんに行ってしまうのです。
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