First drafted Sep. 23,1997.
Keep myself!
初心者お散歩外乗の先導馬を務める私
木曽馬小鹿毛大いに語るT
我々日本在来馬の保護ということが、メディアに取り上げられるようになったことは、喜ばしい。しかし、行政に守られてボーッと生きているだけでは、篤志家の愛玩動物でいるだけでは、危うい。お上の方針が変わったり、やさしい爺ちゃんが亡くなったら、馬刺しかドックフードだ。自分の食べるくらいは、自分で稼ごうではないか。
自分たちのことを、知ってもらう努力も必要だ。我々に鳥の唐揚をくれようとするような子供たちと仲良くなっていけば、我々の存在はもっと人間界に認知されるような気がする。また、我が国では、ちっちゃな子供や女の人まで、そもそもレーシング・ホースであるサラブレッド諸君に乗っている。よく恐くないものだと思う。背が低く、格好はよくないかも知れないが、不整地が得意の足元のしっかりした我々の背で、安心して自然を楽しんでもらいたい。心や身体に障りがある人たちも我々の背で、風になってほしい。
木曽馬小鹿毛大いに語る U
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