First drafted Jan. 2,2000

馬は馬、人は人

馬を甘やかすつもりで、実は、あなたの方が馬に甘えていませんか?馬を愛しているつもりで、実は、馬に頼っていませんか?

名馬 小鹿毛

会長、御託の風が吹く V


血統的に人に近しい性格の馬が集まるようになった。多くの馬が集まり散じていく中で、根っからの野生馬は淘汰されていった。今、牧場で調教を受けた馬たちは、ヒトを信頼しきった優しい目をしている。
動物と人間が心の交流でも、お互いに暖めあう関係だと紹介されたのは、まだ、20年くらい前のことらしい。犬、猫はもちろん、馬も、我々の良き仲間、家族、伴侶として、ともに生きる「コンパニオン・アニマル」と呼ばれている。もちろん、大型動物である馬を飼える環境は、限定されてしまうということはある。
紅葉台木曽馬牧場は、おおらかで、のびやかだ。我々、居候にとって、のっぴきならない生活と、かけ離れた世界である。紅葉台での馬との付き合いで、何とか浮世と折り合いをつけている私でさえある。同時に、その背後には、私の気まぐれな馬との接し方とは本質的に違う菊地さんやスタッフの”日々の勤め”があるのだが。

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