和鞍・弓馬術スクーリング(於 山梨県馬術競技場 小淵沢)

西洋式馬術とは違った和式馬術のおもしろさを、広いスペースを使ってさらに究めるため、また、調教初期から和鞍で馴致してきた馬の調教度を実践的に確認するため、さらに、和式馬術に興味をもつ方々への普及をめざして、「和鞍・弓馬術スクーリング」をはじめました。小淵沢、山梨県馬術競技場、外周走路、最上部を使わせていただいています。


第一回12:30〜15:30(1998.12.6)

使用馬:福風(木曽系種)、潮音(木曽系種)、銀嶺(北海道和種)、翔(北海道和種×トロッター)
参加者:藤森、吉川、渡辺、徳永、高松、渡辺、武居、寺岡、小林、田中(順不同)
記録撮影:徳永

設営:二的設置、的間は和種馬で4、5秒。全走して9秒。埒(らち-走路に設ける柵-)は設けない。安全のため、馬止まりに藤森が立ち、馬を停止させる補助をした。

目的一:馬の馴致。
     トップスピードで走る馬の速さに慣れること。

課題一:はじめての環境、また、広い走路、馬が張っていたこともあり、かなり馴致に時間を費やしてしまった。最初に団子になって走ってしまったので、収拾がつかなくなってしまった。
     →馬場で十分に部班運動をしてから走路に出るか、走路で早い馬から順に一定の間隔を置いて楽に乗ってやり、走らせて張りをとり、走路に馴らすべきであった。
     馬のスピードにビビッてしまい、乗る人が限られてしまった。これは回数をこなすしかないだろう。しかし、ふだん狭い走路で、あまり速い馬の動きに慣れていないのでこのスクーリングは貴重な体験になっていくだろうと思う。
     この時期小淵沢は昼間からものすごく寒い。見学者、使役は防寒に留意すること。

以  上


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