和式馬術の歩法(The Paces of Japanese Traditional Equitation )

和式馬術の基本歩法は、地道・馳(躍と拍子)・翔の3歩法4歩度からなります(大坪本流乗馭二十五口之訣・大坪流軍馬)。
地道は、並歩にあたるようで、これを6地道に分けています。地道・つめ地道・颪地道(おろしじみち)・軽強地道・重強地道です。
「だく」・「ひょうし」は、斜対歩と側対歩です。
また、馳と翔を、十調子七段の法に分けると言っているものもあります。
基本は現在の常歩、速歩、駈歩(襲歩)に分類できそうですが、ものすごく細分化され、それが生来の歩法なのか人為歩法なのかわかりません。また、それぞれの扶助、歩法の実態は文筆に伝えがたし口伝の事としてまったく成文化されていないのです。

和式馬術に関するのあれこれ


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