コネマラポニーと甲州和式馬術探求会ヨーロッパ特派員 Ayata

Connemara Pony with Ayata at Glen Valley House and Stables

コネマラポニーと文ちゃん

1999-夏-アイルランド共和国コネマラ地方にコネマラポニーを訪問
通りすがりの放牧地で

アイルランドは馬の国である。優秀な競走馬(サラブレッド)の生産をし、その輸出が国の財政に大きく寄与している。和種馬(Japanese Native Pony)の生産、育成、調教をライフワークと考えている私にとっては、コネマラポニーの国である。ポニーというと日本ではとても小さい馬のことになってしまうが、国際的な共通認識では、体高が14.2hands(1.48メートル)以下の馬である。馬の体高は、地面からき甲という首のつけ根までの高さを言う。大き目のポニーはおとなの乗用馬として、調度いい大きさである。脚腰が強く蹄は固く、重心が低いので不整地でも安心である。また、じょうぶで長生きである。コネマラポニーの名は、アイルランド西部の海岸沿いに位置する氷河地形を残した美しい地域であるコネマラ地方に由来する。世界の田舎と言われるところだが、コネマラポニーは改良され、競技会でも卓越した能力を発揮するので、全世界に広まった。

Connemara Pony Breeders' Society

To The Top Page Of Kiso